日別アーカイブ: 2015年1月21日

[MOS] 受験のポイント:Excel 2013 エキスパートPart1 

MOS Excel 2013を受験してきたので、対策したことについて述べたいと思います。

まず、覚えるべきこと。

以前の記事でも触れましたが、DATEDIF関数はポップアップで引数リストが表示されません。
リボンからの操作もできない形になってます。
したがって、手入力で操作するしかありません。
DATEDIFはその引数リストおよび、第3引数の単位の定数(Y,M,Dなど)をしっかり覚えておく必要があります。

加えてTRANSPOSE関数の操作はしっかり練習しておきましょう。

  1. 貼り付けたい場所全体を選択
  2. TRANSPOSE関数を入力
  3. Ctrl + Shift + Enterで確定 ※修正時も。

個人的に特殊なのは、これくらいかと思っています。
あとはしっかりテキストを理解して練習し、スピードを上げていきましょう。
私はFOMの教科書を使って合格しましたので、テキストの内容としては十分かと思っています。

[MOS] 2013と2010の違い

MOS(Microsoft Office Specialist)試験の2013バージョンは前バージョンの2010から大幅に刷新されました。

1.単発式の問題から、ファイル作成式へ変更

2010までは単発の問題を一つずつ解いていく形でしたが
2013からは問題の指示に従いながら、一つのファイルを完成させていく形式になりました。
「指示の細かい日商PC」といった感じです。

試験形式が単発ではなくなったので「解ける問題から解く」という、従来の攻略法が通用しません。
基本的に出題順で解いていくことになります。

注意しなければならないのは、序盤の方でミスをしてしまうと、ドミノ式に後続の問題も不正解になる可能性がある点です。
1問ずつ慎重に操作していかないといけません。

たとえば、Excelで指定された書式でグラフを作ったとしても、そもそも表の値や計算式が間違っていたら、両方が不正解となってしまったりします。

序盤でのミスは大量失点に結びつきますので、注意しましょう。
残り時間を意識しつつも、正確な操作をしていくことが大事です。

2.試験勉強の方法

試験勉強そのものは2010の時と同じく、FOMあたりのテキストをしっかり理解できればよいようです。
試験プログラムを想定したソフトも入ってますから、ソフトの仕様もしっかり確認しましょう。
特に次にお話するサンプルを閲覧することはかなり重要です。

3.サンプルを小まめに確認する

先述のとおり、試験形式がファイル作成を行う形に変化したため、序盤のミスは命取りです。
それを回避する方法はサンプル(完成例)を小まめに確認することです。
Excelであれば、回答中に一通りの問題を解き終えたときのシートの完成図を画像で確認することができます。
これと数値が違っていたら、見直しすべきということになります。
ケアレスミスがあったとしても、サンプルを確認していれば気づきますので
特に最初のうちはしっかり見比べていきましょう。

4.Expert認定には二つの試験をクリアしなければならない

加えて、Expert(上級)の認定の手順もかわりました。
2010まではExpert試験を一つ受かれば、Expert認定がされました。
しかし、2013からはpart1、part2の二つの試験をクリアしないと認定されない仕組みになりました。
単純に受験料は倍かかります(泣)

以上、MOS2013に関して全体的な話をしてみました。